乾いた秋と冷え込みと
久々の更新です。
今秋は、夏から続いた好天(山はガスだったり曇りだったり)によりまとまった雨が降らず、北アルプス界隈は至る所で水不足に悩まされました。蝶ヶ岳ヒュッテも、お客様にご協力をいただきながら、なんとかやりくりしてきました。ようやく水不足も解消し、ホッとしたのも束の間…次は冬将軍の気配です。
里でも、30℃を超えた日もある先週から突然の20℃…と、一気に寒くなっているようですが、山ではちらほらと雪の便りが届きはじめした。本日は奥穂高岳の初冠雪。北穂高岳も雪とか。涸沢では池が結氷し、本当に突然の冬の訪れです。
蝶ヶ岳も二度ほど霜柱が確認され、日中でも寒く感じるほどです。もう、すぐそこに冬将軍の家来が来ている気配が漂っています。
これからの時期は、里との気温差で装備が不足したり、雨や汗などの濡れによる低体温症に注意が必要です。しかし、冬はとても美しい景色を見せてくれます。槍穂高の紅葉を遠くから眺め、3段紅葉を見ながらあったかいコーヒーを飲み、霜柱を踏みながら静かな稜線を歩く…
控えめに言って…最高ですね!!ぜひ、たくさんのあったかグッズをもって、晩秋〜初冬の北アルプスを満喫してください。