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山小屋関連

相次ぐ滑落事故・・・

 6月に入り、日本の半分くらいは梅雨入り…長野県は来週末にも梅雨入りか?!と言われています。郷では田植えも進み、新しく芽吹いた葉もしっかり緑色になってきました。

 この、郷と山の気温差が激しくなるこの時期ですが、真夏日を記録する郷とは違い山ではまだ氷点下を記録する日もあるんです。そして、雪渓が融けて少なくなるこの時期は登山者の数に対して滑落事故の発生も増えます。

 蝶ヶ岳へ登る三股ルートでは、先週末・今日と、滑落事故が発生しました。このルートは小屋開けから雪がなくなる頃までに毎年複数件もの滑落事故、時には死亡事故が発生しています。新しい積雪がなくなるこの時期は、雪渓の表面が凍って硬くなっているところと、日差しが当たって緩んでいるところの差が激しくなり、また、初夏の登山装備で入山される方が多いことが原因にあると思います。

 何度もなんどもお伝えしていることですが、「どのような天候・雪面・路面状況でもしっかりと自分自身で安全に登山・下山ができる装備を整えてお越しください。」他の方のトポやSNSを見て、自分も同じとは思わないでください。三股ルートは初心者向けの夏とは違い残雪期は斜面のトラバースが続きます。気をぬくと木に衝突したり雪渓の割れ目に堕ち込んで死亡したりすることもあります。登れても怖くて下れない方もいらっしゃいます。小屋としては、しっかりしたアイゼンとピッケルの携行をお勧めしています。今一度、ご自身の技量と装備をご確認ください。