蝶ヶ岳ヒュッテは、11月4日の営業をもちまして、2023年の営業を終了いたしました。
小屋のスタッフも、全員無事下山いたしました。
今シーズンもたくさんの方々のご協力のもと営業が叶い、沢山のお客様にお越しいただき蝶ヶ岳で過ごしていただけ、ありがとうございました。

今年の小屋閉めは、とても暖かく、登山道も今は、雪のない状態となっています。
とはいえ、気温は、日中でも4～5℃、風は冷たく、汗ばんだまま休憩していると、すぐ震えがくるほど冷えます。そこは、やっぱり秋と冬の境目といった感じです。
現状、階段の上の霜が、ところどころ滑りそうで注意が必要なくらいですが、これから冷え込んでくると、蝶沢手前の登山道脇の小さな沢から流れ込む水も凍り、登山道が数十メートルにわたりツルツルになってきたり、雪がひと降りすれば、あっという間に冬の山になりそうです。登山をご計画の方は、くれぐれもご注意下さい。
冬期小屋は今年もご利用いただけます。次の方々が、気持ちよく使えるよう、使用後のお掃除、ごみの持ち帰り等は、よろしくお願いします。

新型コロナ感染症の流行以来、今年は、感染症法上の5類への移行により、小屋の体制もお越しになるお客様の数も、コロナ前の規模にかなり戻ってきている印象でした。
毎年のように、小屋での対策や体制を変え、予約も悩みつつ管理し、いろいろな状況を見ながらの営業の中、皆様には、ご不便や御不満・疑問等々感じさせてしまうところもあったかと思います。
まだまだ、いろいろな問題を抱えつつではありますが、今シーズンは、昨シーズンよりもたくさんのお客様にお泊り頂き、山での素敵な時間をお過ごしいただけたことに喜びを感じつつ、冬の間にまた、来年に向けて、充実させていけるよう準備に励みたいと思います。

来春に、また、蝶ヶ岳で皆様をお迎えできることを楽しみにしています。

（　↓　11月8日の様子です　(^▽^)/　）